<2013年9月9日>
この日北海道は久しぶりの好天に恵まれた。
連日あてにならない天気予報……
しかし、この日ばかりはごまかせない程の晴天であった。
この日は職場の山ガール『Sにゃん』を連れて、『恵庭岳』に向かった。
6時に札幌を出発し、登山口には7時半に到着。
この時すでに5台の車が停まっていた。人気がある山のようである。
ロープ場があり、連日の雨でぬかるんでいたため、いちを8mmロープ10m、120cmスリング2本、60cmスリング2本、環付きカラビナ3つ、カラビナ2つを背負って登る事にした。
しばらく歩くと砂防ダム跡地にぶつかり、枯れかけた沢沿いを進む。
うっそうとした樹林帯の中には、こんなボルダリングができそうな岩もあり、終始ウズウズしている藤井なのである。
紅葉とまではいかないが、少しずつ秋の気配ですね☆
さて!急な尾根をジグを切って進み、ひたすら登る。
そう……広葉樹林の中をひたすらである…一言で言えば……しんどい…
次第に傾斜が強まり始めると、道は登りと下りの一方通行である。
足下の岩が崩れやすく、「ラーク!!」、「もう少し距離を置いて!!」
藤井の声が尾根沿いに響く。
しかし、肝心のSにゃんはこの余裕である。肝が坐っているというかなんというか……
ここを抜けると、恵庭岳の爆裂火口、山頂部分が望まれる第一見晴し台である。
振り返ると支笏湖☆
雲やら山やらが湖面に移るくらいの透明度☆
ここでしばし支笏湖を楽しむ二人☆
しかし藤井のことをよくわかっているSにゃん!!
何がって??
身長が低い藤井のために一段下に立って写真を撮ってくれているのである。
おかげで藤井が大きく見えるではないか!!
さすが!!この心使いは看護師の鏡!!!!
さて、ここからは標識にもあるように、爆裂火口を囲った尾根を進むため慎重にね☆
『1時間50分』で、第二見晴し台である。
………。
コースタイムはおよそ3時間…。
Sにゃん……。
よくこのタイムで登ったものである。
毎回思うが、その辺の山ガールと比べなんという健脚ぶりであろうか……。
かくにも、登れるのはここまで☆
ここからの登山は自己責任と標識には書いてあるが、装備もたいした事ないのにジーンズやソロで登る登山者達……
勝手に登ればいいと思うが、どっかの外人みたいにヘリコプターを呼ぶことにはならないでくださいね……
北海道のヘリコプターは税金ですからね!!
そんな無責任な登山客のために一生懸命税金を納めているわけではありませんよ!!
もちろん藤井とSにゃんはココまでの登山であります☆
雄大な支笏湖を眺め、食事を取る一行☆
はい!!骨と皮しかない藤井のセクシーショットです☆
しかし、毎回言いますよ!!
カメラ渡したら自画取りするのは止めて〜〜
ちゃんと藤井がすばらしい写真を撮ってあげますから!!
てな感じで、安全な登山をした二人でした☆
…。
…。
あれ、持って行ったロープは??
もちろん使いませんでした!!
しかし、ある程度の山にはそれなりの装備は必要だと思う藤井である。
おしまい☆