<2013年6月29日>
6月29日〜30日の日程で道南『火山爆発ツアー』を計画。
たくさん人を誘ったが、快く参加したのは、同僚の山ガール一人だけだった…
つくづく友達がいない藤井である。
朝3時30分に札幌を出発。
中山峠に到着したころには、朝日に光る雲海。
今年の藤井は『雲海ボーイなのである。
今回は『十三曲コース(恵山森林浴コース』からピークを狙うことにした。
9時頃に登山口となるホテル恵風向かいの広い駐車場に到着する。
登山口には標識があり、森林コースの入り口から広葉樹林へ入る。
そこで藤井を迎えたのはお花でもポニーでもなく、『熊の爪痕』……
ルパン部長についてきてもらればよかったと後悔する一行…
広葉樹林を抜けると一旦舗装されていない砂利道が現れ、多少興ざめしてしまう。
しかし数分で再び林間へ入る。
サラサドウタンが枯れ落ちたフカフカの道を進む……もう数週間早ければと後悔する二人…
30分も歩くと樹高が低くなり、視界が開ける。しかし、天候は曇り……
「藤井さん……晴れ男っていうのは嘘だったのね!嘘つき!!」
と……罵倒されながら、進む藤井……
ゴツゴツした岩場にはいたる箇所に看板が立てられている。
なぜか急に立ち止まり、カメラポーズを取る山ガール。
『足下に注意ガール』
せっかくだからと藤井も『足下に注意おじさん』
勢いに身を任せた山ガールは調子に乗り出し、『頭上に注意ガール』
「俺のヘルメット貸そうか?」
「いやだ!!あのヘルメット格好悪いから!!」
………藤井の青いサラマンダーヘルメットはそんなに変であろうか??しょぼん
そんな馬鹿な会話をしながら歩いていると、でかい足跡…
熊にしてはかわいらしい肉球…
小さなポニーはいると聞いていたが、体長数十メートルはあろうかと…
お花の季節はすっかり終わっているかと思ったら、サラサドウタンも八幡川コースとの分岐らへんにはちらほら。満開の頃にはたいそうキレイであったろう。
天候は相変わらずガスがかかり視界不良……天候がよかったら390ピーク、海向山の展望がすばらしいことであろう……そして、再び自称晴れ男藤井を罵倒する山ガール……ま〜楽しく行こうではないか!!
ここからは活火山らしい風景が広がり、なんとも……ゴツゴツ、モクモク、鼻を刺す香り…
火山れきの間を縫って進むと、『エゾイソツツジ』?の群生が一行を迎えいれる。
気分は良くなった一行であるが、こういうことをする登山客にはなんとも腹が立つ。
山に傘持ってくるな馬鹿!!ひよっこの藤井でもやっていいことと悪いことくらいわかる。
自然は大切にしようね☆
「はーい!!」
およそ1時間30分で山頂☆視界ゼロである☆てへへ
変な青光りした虫にびびった藤井は思わず内股になってしまった……
なんとも情けない……立派な山男にはまだまだまだまだ遠い道のりである。
帰りに天然ミストに覆われたため、レインを装着。
そうそう!傘は駄目よね☆
下山後、素敵な流山温泉に行き、テントを設営!
初キャンプの藤井…
前日から自宅でテント設営練習を怠らなかった!
周りはバーベキューを楽しむ中、藤井はガス一本でスープカレー☆
こんなキャンプもいいよね!ま〜初めてのキャンプなんだけどさ!
夕暮れとともに就寝。
おやすみエク男☆